Polylangをアップデートして全言語共通にしていたACF Galleryが機能不全になったら

2020年10月31日

弊社でWordPressにプラグインPolylangを使って制作した商品紹介の多言語サイトでは、商品の写真や商品番号、価格(単位は日本円に統一)など全言語に共通するカスタムフィールドと、説明文などそれぞれの言語で表現すべき部分のカスタムフィールドをページ上で共存させる作り方をしていて、カスタムフィールドの設置にはプラグインAdvanced Custum fieldsを、商品写真のフィールドには関連のACF Galleryを使っています。

 

共通部分に記載したものやアップした写真や画像はデフォルト言語(弊社のサイトでは日本語)で一度アップすればどの編集ページでも入力済みの状態になっていますが、Polylangの2.8アップデートで、共通部分のACF Galleryが、デフォルト言語以外の編集ページではフィールドが空っぽになり、出力されたページにもギャラリーが表示されない事態となりました。

 

おそらく同じような使い方でこの事態に困ってググってここに来られたかたが読まれる可能性が高いと思いますので結論の対処から申しますと、

管理画面の「言語」→「設定」の「メディア メディアテキストの言語と翻訳を有効にする」を無効化にすることで、正常化します。

 

ここが有効化されていると、メディアにアップロードする画像も言語ごとに画像の説明(altなど)を管理できるようになるもので、Polylangの2.8アップデートまではどうも曖昧にされていたのが厳密になったようで、Galleryも当然言語ごとであるべきと解釈されるようになったみたいです。

ですから、全言語で共通の画像を使うのなら、必然この分類する機能を使わないでおく必要があるわけです。

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