「もっともっとWordPressとAutomatticを知ろう!@709.ch」に行ってきました(2013/06/16)

2013年6月18日

WordCamp KOBE開催で関西に来られていた、
WordPressをレンタルブログとしてユーザーに提供するWordPress.comを運営している
営利企業 Automatticの高野直子さんとKarim Osmanさんを迎えての講演と交流会でした。

正直、来場者もほぼ全員、前日の神戸に参加していた、各地WordBenchコミュニティーメンバーで
完全にWordCampの「延長戦」でした。(笑)

 

今回の内容のメインはAutomatticはどんな会社なのか、でした。

AutomatticはソフトウェアとしてのWordPressを創始開発者が起業し、
Automatticの開発がすなわちWordPressを進化に直結している、そういう会社です。

この会社の特徴はもともと世界各地でWordPressに貢献してきていた技術者を
社員としてとりこんだ経緯があり、しかも彼らをひとところに集めることなく
住まいしているところでそのまま仕事できるスタイルをとってきたところです。

AutomatticはWordPress開発の会社よろしく、独自にこれをカスタマイズしたシステムなどをインフラ利用し、業務も庶務も管理し、社員どうしの交流も行われています。

ネットに繋がる環境にさえいれば、世界中のどこにいてもかまわない、
でも、どこで何をしているかを明確にして連絡をできるようにしておく。
お休みも、なんだったかコードみたいなワードを書き込んで、それで申告さえすれば自由。

それはそれで高度な技術力を有してなきゃとか、強い信頼が求められて、
それなりにお仕事にはご苦労もきっとあるんだろうと思うんですけど。
(これだけグローバルに大きいのにデータセンターの管理は最近まで数人でやってたというのは
そういうのはどこも規模の差ないのかな(笑)、とか。)

 

そういえば、どのくらい昔だったか、
確かNTTのTVCMでイチロー選手が、「会社に行かずとも自宅で仕事ができる」とか
そういう夢物語がインターネットは可能にしていくよ、みたいな内容だったと思うのですが、
まさにそれがAutomatticで普通にやってらっしゃることですよね。 僕もそういうのを夢想しながらこの世界にやってきた気がする。

でも日本の場合は、主催者の篠原さんにおしえていただいたことのウケウリですが、
結局、そんなことしちゃうと日本の企業の場合、ちゃんと仕事してくれてるんだかわからないし、
病気や事故があった場合とかの会社の責任はどうなっちゃうのとか、
労働者が法律に守られすぎちゃってて、そうはいかないってことらしい。

これまではともかく、これからの日本はちょっと考えなくちゃね。

WordPressの話題としてはちょっと毛色の違う話がきけてかなり興味深かったです。

 

709.chは「京都リサーチパーク」の9号館の7Fのまさに709にあって、屋内はCoolな感じで、
なにより、京都市の環境条例は五条通りまでで、そこから南は高層階のビルが建てられるのだそうで、
五山の送り火もまとめて見れちゃう圧巻のビューが魅力でしかも無料のセミナールームです。
来るだけでもその価値ある場所でした!

 

709ch (ナナマルキューチャンネル)
京都府京都市下京区中堂寺粟田町 91 京都リサーチパーク(KRP) 9号館 709号室

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