今年は京都の北野天満宮の近く、地元では桜の名所として名高い、平野神社に桜を愛でに行きました。
境内から併設の桜園まで様々な品種の桜がまさに咲き乱れていて、圧巻です。
大阪の造幣局の百数十種には及びませんが、それでも数多くの珍しい品種の桜を見ることが出来ます。
平野神社は平氏、源氏、高階氏などの皇族から臣下に下った家の氏神として、平安期から厚く崇敬され、
それぞれの家が競うように一門を代表する桜を寄進し、植えられてきたので、
平野神社にあるものが日本の各所にある桜の原木、原種であるものも少なくないのだそうです。
大河ドラマ「平清盛」で、清盛が最初の妻に想いを打ち明けた神社は
妻が高階の娘だったことからも、この神社だったのかもしれません。(あくまでドラマ上の話ですが・・・)
京都でもガイドブックには隅の方に載っていて、他府県からの訪問が多すぎず、
品種が沢山あるので、それぞれが見頃を迎える時期が異なり、ソメイヨシノよりも早く楽しめるもの、
ソメイヨシノが散ってから見頃を迎えるものもあるので、桜を満喫したいかたにはおすすめです。